2019年シーズンから原辰徳監督を擁して優勝、日本一を狙う読売ジャイアンツ。
原監督としては第三次政権。前2回の監督時にはいずれもリーグ優勝3連覇という偉業をなしています(ブログ筆者はドラゴンズファンです)。
見事2019年はリーグ優勝を果たしました。
かつては「若大将」としてジャイアンツの4番を張った原監督。
そこで今一度、彼の経歴、成績、そして年俸の推移を追ってみます!
「若大将」原辰徳の経歴
- 生年月日:1958年7年22日生まれ
- 出身地:神奈川県相模原市
- 身長:181cm
- 体重:84kg
- 血液型:A型
- 経歴:東海大相模高→東海大学
- ドラフト:1980年ドラフト1位で読売ジャイアンツに入団
- プロ野球年数:15年(巨人81~95)
- タイトルと表彰:
新人王
打点王1回
ベストナイン5回
ゴールデングラブ賞2回
MVP1回 - 選手としてリーグ優勝:1981★、83、87、89★、90、94★
- 監督としてリーグ優勝:2002★、07、08、09★、12★、13、14、19
※★は日本一
夏の甲子園には3年連続で出場。高校通算本塁打は43本でした。
1980年のプロ野球ドラフト会議で、読売ジャイアンツ新監督の藤田元司が4球団(巨人、広島、大洋、日本ハム)競合の末にクジを引き当てて、巨人に入団しました。
選手としても監督としてもリーグ優勝、そして日本一の経験が豊富で、まさに勝利の味を知る男です。
原辰徳選手の成績と年俸推移
年度 | 球団 | 試合 | 打率 | HR | 打点 | 推定年俸 |
1981 | 巨 | 125 | .268 | 22 | 67 | 840万 |
1982 | 巨 | 130 | .275 | 33 | 92 | 1440万 |
1983 | 巨 | 130 | .302 | 32 | 103 | 2700万 |
1984 | 巨 | 130 | .278 | 27 | 81 | 4300万 |
1985 | 巨 | 124 | .283 | 34 | 94 | 3870万 |
1986 | 巨 | 113 | .283 | 36 | 80 | 3870万 |
1987 | 巨 | 123 | .307 | 34 | 95 | 3870万 |
1988 | 巨 | 126 | .300 | 31 | 81 | 6000万 |
1989 | 巨 | 114 | .261 | 25 | 74 | 6600万 |
1990 | 巨 | 103 | .303 | 20 | 68 | 8000万 |
1991 | 巨 | 127 | .268 | 29 | 86 | 9400万 |
1992 | 巨 | 117 | .272 | 28 | 77 | 9900万 |
1993 | 巨 | 98 | .229 | 11 | 44 | 1億2500 |
1994 | 巨 | 67 | .290 | 14 | 36 | 1億1500 |
1995 | 巨 | 70 | .201 | 6 | 15 | 1億1500 |
通算 | 1697 | .279 | 382 | 1093 | 9億6290 |
※太字はリーグ最高
年俸総額は9億6290万!
思ったより年俸総額は多くない印象ですが、時代的には1億円を超えれば超1流プレーヤーと言われていましたから、当時としては数少ない高額年俸選手でした。
成績面ではルーキーイヤーで22本塁打を放ち、新人王を獲得しています。
翌年には30本塁打をマークし、三年目に打点王を獲得。読売ジャイアンツの若大将として名を轟かせていました。
晩年は成績はふるいませんでしたが、それでも引退前年には14本塁打を記録して意地を見せました。
原監督の成績
年度 | 試合 | 順位 | 勝数 | 負数 | 引分 | 日シリ |
2002 | 140 | 優勝 | 79 | 56 | 3 | 西 |
2003 | 140 | 3位 | 79 | 66 | 1 | |
2006 | 146 | 4位 | 87 | 54 | 5 | |
2007 | 144 | 優勝 | 78 | 64 | 2 | |
2008 | 144 | 優勝 | 71 | 68 | 5 | 西 |
2009 | 144 | 優勝 | 81 | 62 | 1 | ハム |
2010 | 144 | 3位 | 79 | 62 | 3 | |
2011 | 144 | 3位 | 75 | 59 | 10 | |
2012 | 144 | 優勝 | 75 | 59 | 10 | ハム |
2013 | 144 | 優勝 | 75 | 59 | 10 | 楽 |
2014 | 144 | 優勝 | 75 | 59 | 10 | |
2015 | 143 | 2位 | 75 | 59 | 10 | |
2019 | 143 | 優勝 | 77 | 64 | 2 | ソ |
2022 | 143 | 4位 | 68 | 72 | 3 | |
2023 | 143 | 4位 | 71 | 70 | 2 | |
通算 | 2144 | 1163 | 918 | 63 |
※太字は日本一
※「日シリ」は相手チーム
就任13年間はほぼAクラスで、8度のリーグ優勝。日本一も3回達成しています。
監督通算勝利は1162勝。2019年シーズンに通算1,000勝を達成し、リーグ優勝も果たしました。
ただ2022年から臨んだシーズンでは連続4位となり、責任をとって3年契約の2年で辞任が決定しました。
原監督の年俸
監督としての年俸は、2015年に1億6,000万円でした(12球団の監督で1位)。おそらくその後の年俸も同水準と思われます。
まとめ
- 年俸総額は9億6,290万円
- 新人王、打点王を獲得
- 引退試合で本塁打
- 監督して8度のリーグ優勝、3度の日本一
3度目の監督就任で復権を果たした読売ジャイアンツ。
これからしばらく黄金期が続くのでしょうか。要注目です!
原辰徳氏の組織作りに対する考え方がわかる著作です。
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