思い出の日、記憶に残る日、記念日、誕生日……。
あの日、あの時の天気は誰にでもあるもの。そんな過去の天気を調べられる、おすすめのサイトを選びました。
あの日の天気に思いを馳せましょう。
goo天気
まずは「goo天気」。
なんと過去50年以上、1961年からの天気が調べられます。
閲覧できる地域は上記になります。結構いろいろな地域が見られますね。
表示項目
- 1961年以降
- 日付と曜日
- 過去の天気(9時、12時、15時)
- 最高気温
- 最低気温
- 天気図(9時、12時、15時)
- 1ヶ月毎のカレンダーを表示
- 指定した日の過去の天気を一覧表示
せっかくですので、自分の誕生日の天気を調べてみました。個人情報なので具体的な地域と日付は除きますが、
こちらです~。
天気は朝から崩れていたようですが、自分が生まれた夕方頃には回復してきて曇りに変わっています。気温はそこそこ高めですね~。両親はどんなふうに感じたのでしょう。天気を気にする余裕はなかったかもですが、なんとなく感慨深いですね。
また、goo天気では指定した日の天気を一覧表示ができます。
たとえば、
東京の1月1日の過去天気を見てみましょう。
このようにちゃんと1961年から表示されます。1961年当時は晴天だったようですね。
tenki.jp(日本気象協会)
お次は社団法人日本気象協会が運営する「tenki.jp」。
表示項目
- 2015年以降
- 過去の実況天気(3時間ごと)
- 最高気温
- 最低気温
- 降水量
- 雲量
- 気圧
- 風向
- 風速
- 不快指数
- 日の出、日の入りの時刻等々…
以下のように、かなり詳細な項目が用意されています。
他にも気象衛星図、実況天気図、雨雲の動き、アメダス(雨雲の動き)までわかります。
2015年以降の記録しかないのが残念ですが、天気好きなら見入ってしまいそうなサイトですね。
気象人
そして「気象人」。
表示項目
- 2002年以降
- 天気(9時)
- 最高気温
- 最低気温
- 天気概況等々…
2002年から見られる都市は「札幌、仙台、新潟、東京、名古屋、大阪、広島、高知、福岡、那覇」。
また、2016年4月9日以降は地点別の天気を見ることができます。以下は横浜市です。
オーソドックスなデータ項目ですが、2016年以前の天気は詳細を提供していないのが残念ですね。ただ、主要都市を一覧表示しているので、ざっと確認するには良いかもです。
気象庁
続いて「気象庁 – 過去の気象データ検索」です。
1976年以降の各種データを提供しています。降水量や気温等の限られたデータだけでしたら、なんと1875年から見ることができます。
たとえば東京の1875年6月の降水量や気温はこんな感じです。
さすがは気象庁ですが、かなり専門的な数値が並ぶのと、使い勝手がそんなによくないので4番目のおすすめとなりました。
ちょっと便利帳
最後はちょっと変わり種。「ちょっと便利帳 – 天気出現率」です。
過去30年の天気記録から、その日の天気の割合を数字で表しています。
たとえば東京の2月の天気出現率を見てみましょう。以下のようになっています。こちらの出現率によると2月はおおむね晴れが多いですが、2月10日は雪の降る可能性が高いそうです。
特定の日ではありませんが、確率からその日の天候を導き出すという試みは面白いですね。
お出かけ予定の日の天気をあらかじめ確率から推測できますし、逆に晴れの日の確率の高い日にお出かけの予定を入れるという使い方ができそうです。外したらこのサイトを恨んでしまいそうですけど。
まとめ
- わかりやすくて多くのデータを調べたい「goo天気」
- 2015年以降の詳細データを調べたい「tenki.jp」
- ざっと主要都市の天気を調べたい「気象人」
- 気象予報士レベルの数値を調べたい「気象庁」
- ある日の天気出現率を調べたい「ちょっと便利帳」
このような感じで使い分けできると良いと思います。
まずは自身や家族の誕生日や記念日を調べてみるのも良いでしょうし、自由研究等にも活用できそうですね。
過去の天気データの世界に足を踏み入れてみましょう。
天気についての本も多く出版されています。以下の本がわかりやすいですよ。もし天気について深く知りたいのなら、ぜひ本からも知識を得てみましょう!