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ライブに一人で行くのは気楽すぎ!初めてでも安心、初心者参戦講座

この記事はライブやコンサートに初めて一人で参戦する方に向けて、服装やマナー、ポジショニング、ライブ時の過ごし方などを説明しています。

※「初めて」じゃなくても参考にできるよう書いています

ライブに一人で行く理由

おおむね一人でライブに参戦しているイカリです!

かれこれ15年以上はライブに行き続けていて、その大半は一人参戦。なぜ一人で行っているかというと、その理由は以下のとおり。

  • 予定調整、当日の待ち合わせ等、相手の都合に合わせなくていいので楽
  • 盛り上がっている状態の姿を親しい人に見られたくない(恥ずかしい)
  • 自分が好きなアーティストを好きな人がそもそも少ない、いない

といったところ。気持ち的にも楽なので、とってもオススメ。

そして何より驚くのが、一人で来ている人の多いこと!

だから安心してライブに行って欲しいですが、一人で行くのに抵抗があったり、どんなふうにすればいいかわからない人も多いはず。

そこで、一人参戦する際の流れや注意点を解説します!

男性や女性等、どんな方にもわかりやすく、そしてもちろん恋人同士とか仲間たちと参戦というのも楽しいと思うので、そういう方にも参考になるように解説していきます。

 

チケット購入

まずはチケットを購入しなければ、ライブに参戦できません。そのチケットの入手方法は多岐にわたります。

チケットの購入方法については当ブログで記事にしていますので、チケットの購入方法から知りたい方は下記の記事をご覧ください。

初心者向け!ライブチケット・コンサートチケットの買い方、抽選方法、発券方法を紹介

 

ライブ参戦時の服装

服装は夏と冬で大きく差が出ます。

夏の場合はTシャツなどの軽装のままライブハウスに行けば大丈夫です。

では冬の場合、上着をどうすればいいのでしょうか?

ホールなどで座席があったり、指定席の場合は、上着を着たまま会場に行って問題ありません。席で脱いで足元や膝の上に置きましょう。

座席があってもその場でスタンディング状態になる場合があるので、その時は椅子の上に置けば大丈夫です。

それでは、スタンディングライブではどうすればいいのでしょうか? 以下説明します。

 

夏の服装

トップはTシャツやシャツ。

ボトムはジーンズや短パン、スカートといった軽装でOK。

会場が熱気で暑かったり、体を動かすと自然と汗をかいてくるので、ふだんどおりの服装で問題ありません。

 

冬の服装

会場内では軽装がおすすめです。

冬でもやはり熱気がすごいし、それなりに汗もかきます。

では上着はどうすればいいのでしょう。

ロッカーを使う

会場や最寄り駅のロッカーに保管しましょう。会場内だとすでに埋まっていたり、帰りに混雑するので、個人的には最寄り駅のロッカーがおすすめです。

移動中や外で待つ間が寒い! という場合は薄手の羽織るものを別途持参すると良いです。ライブ中は脱いで手に持つか、腰に巻くという方法でしのげます。

コインロッカーなび」を利用すれば、最寄り駅のロッカーを検索できるのでオススメ。

 

ロッカーが使えない

ロッカーがいっぱいで使えない場合もありますよね。そういう時は上着は手に持つか腰に巻きましょう。

なので、ロッカーが使えない場合を想定して、できるだけかさばらない上着で出向くのが良いです。

移動時が寒くて、どうしても厚手の上着でないと我慢できない……でもロッカーが埋まっていたという時は、脱いだ上着が邪魔にならないような場所(隅の方や後ろの方)に移動して、他の観客の迷惑にならないようにしましょう。

 

春秋の服装

上着はあっても薄手だと思いますので、スタンディングライブでもそのままでOK。

着たままでもいいですし、脱いで腰巻きか手に持つかすれば大丈夫です。

 

ライブ参戦時の靴

スタンディングの場合は、基本的にスニーカー等の動きやすい靴が良いでしょう。

特に前方や中央付近で人が密集しているところに行くと、足を踏まれたり、逆にうっかり踏んでしまうことがあります。何よりも動きにくいと楽しくありませんから、履き慣れたスニーカー等を推奨します。

もちろん座席がある場合や、スタンディングでも後方でゆっくり静かに見る場合は、革靴やハイヒールで問題ありません。

 



ライブ参戦時の持ち物

タオル、着替えのTシャツ

ロック系で激しいライブの場合、かなり汗をかくので、タオルや着替えは必要。

ライブ前の物販で買うのもありですね。

 

ハンカチ

タオルは大げさだな~、という人はハンカチでもOK。

たまにハンカチを振ったりする場合もあるので、いずれにしても持参していくと何かと便利です。

 

小ぶりのバッグ

大きなバッグ等がある場合は、やはりロッカーを使いましょう。

ライブがあることを見越してサイドバッグや小ぶりのバッグにしたのであれば、そのまま入場して構いません。その際はできるだけお腹の方に回して、周囲の邪魔にならないようにしましょう。

もちろん指定席であれば、座席まで持っていって問題ないです。

ちなみに、おすすめのバッグは自分も使っているこちらのマンハッタンポーテージのウェストバッグ

ウェットティッシュ等の小物はもちろん、ペットボトルが入るのが嬉しいです。後ろに回すと邪魔になったりスリ被害に遭う可能性があるので、前に回しましょう。

ボディバッグは人気のため品切れの場合が多いので、こちらのちょっと小ぶりのショルダーバッグもおすすめです。

 

双眼鏡、オペラグラス

ホールくらいまでの会場でしたら、アーティストの表情まで肉眼で見ることができますが、アリーナレベルの後方座席だと厳しいものがあります。

そんな時は双眼鏡やオペラグラスを持参しましょう。せっかく生でアーティストを見られる機会ですから、表情を逃したくないですよね。

自分はこの「コンサートのために作られた」というPreimeの双眼鏡を愛用しています。明るく見えるだけでなく、軽さも追求されており、ストレスなく見ることができています。

初めの頃は「なくても大丈夫だろう」と高をくくっていたのですが、アリーナ後方だと本当に見えないんですよね。

激しく後悔して、それからすぐに双眼鏡を購入しました。以降、何度も買い換えて上記の双眼鏡にたどり着きました。

ホールでも東京国際フォーラムA等は大きいので、念のため持参していくと安心です。

また、アリーナレベルの後方席は皆さん双眼鏡やオペラグラスを使っていることが多いので、周囲を気にせず使用できます。

 

いつまでに行けばいい?

整理番号順の場合は、呼ばれた順に入場するので、開場時間前に到着している人が多いです。

特に若い番号の場合はステージ前方を確保できるので、至近から見たい時は早めに行くと良いです。

整理番号は5~10番おきで呼ばれることが多いです。

行列になっていることが多いものの、自分の番号が近づいてきたら並ぶ感じでOK。会場によってはきちんと並ぶこともあるので、スタッフの指示に従いましょう。

番号が後ろの方でも、スムーズに入場が済んでしまう場合があります。遅い番号だからといって開演直前に行くと、かなり見にくい場所になったりするので、開演20~30分前には到着すると良いです。

見る場所にこだわらないとか、または指定席の場合は、開演時間の少し前(5~15分前)でも大丈夫。

私はあまり前方には行かないので、整理番号順の時は開演20~30分前、指定席の時は開演10分~15分前を目安に会場に行くようにしています。

★グッズの販売があるときは?
ライブ前、またはライブ後にも物販の時間があったりします。ライブ前は開場1時間、2時間前に行われたりするので、事前に確認しておきましょう。

また、グッズ販売はチケットなしで購入できるケースが多いです。もしグッズだけでも……ということだったら会場に足を運んでみると良いかも。



チケット代以外の費用

ロッカーを使う場合はロッカー代がかかります。サイズによって変わるものの、200~500円くらいですね。

また、ライブハウスの多くは、チケット代とは別にドリンク代を入場時に支払います。こちらはだいたい500円~600円。

SHIBUYA CLUB QUATTRO等、一部のライブハウスでは交通系ICカード等の電子マネーでも支払い可能です。ただ、まだまだ少数派です。

ドリンクの種類

ライブハウスによってまちまち。

・アルコール(ビールやカクテル)
・ソフトドリンク

は基本的にどこもそろえています。提供方法はプラスチック製のコップが多いものの、缶やペットボトルの場合も。

★なぜドリンク代が必要?
ライブハウスはその多くが「飲食店営業許可」を得ているため。飲食店なので飲食物を提供しなければ、営業できなくなってしまいます。

ではなぜ飲食店として許可を得ているかというと、映画館や劇場などを営業する場合の「興業場営業許可」は許可条件がかなり厳しいからです。

ドリンクを飲むタイミング

開演してしまうと周囲の人にかかったりするかもなので、先に飲んでしまうか、ライブ後でも受け取れるので、後回しにするのも良いです。

もちろん後方などでまったり楽しむのであれば、演奏中に飲んでもまったく問題ありません。

私はだいたいライブ後にビールをもらい、その場で飲みながら終演後の雰囲気を楽しんでから帰宅しています。

 

対バンの時

入場チケット確認時に、「今日のお目当てはどちらですか?」と聞かれる場合が多いです。

前もってどちらが目当てか言う準備をしておくと安心。

両方という場合もあると思うけれど、確認後にスタッフが半券を選り分けているので、あえて言うならという感じで決めておきましょう。

また、目当てでないアーティストの演奏時は、ポジションを譲る等の配慮もあるとなお良いですね。

 

会場のマナーやルール

会場ごとに決められているので、サイトを確認するなりしておきましょう。

★基本的に下記はNG
・飲食物の持ち込み

・録画、撮影、録音(OKの場合は事前に告知される。ただし海外アーティストは多くが撮影可能)

ベストポジションは?

スタンディングの場合は位置取りが重要になります。

激しいロック系で皆と一緒にモッシュ等をしたい場合は前方に。

ただ、慣れないと怪我をするおそれがあるので、前方でもやや後ろ寄りで、他の観客の動きを見ながら、それに倣うと安心です。

★アーティストを間近で見たい、ノリノリで騒ぎたい場合は前方

★ゆっくり曲を楽しみたい場合は後方

かなと思います。前方に行く場合はくれぐれも、「自分は大丈夫」と思って無茶なことをすることはやめましょう。怪我人が出ると本人と周囲だけでなく、アーティストにも迷惑がかかることになります。

自分はある程度体を動かしたいので、だいたい真ん中か端のやや後ろくらいの位置にいることが多いです。

ZeppTokyoの例。だいたい赤枠のところに位置を取ります。

もうひとつ、新木場StudioCoastの例。こちらは横長ですね。

背の高い人がすぐ前にいると全く見えないので、適時調整して見える位置を確保したいところです。ライブが始まると多少位置はズレていくものの、最初から見えないよりはマシかな~と。

特に女性の場合は男性より低くなってしまいがちなので、できるだけ視野のひらけたポジションを取りたいところです。

逆に背の高い人は少し周りに配慮すると良いかも。私は173センチだけど、背の低い人を前にするようなポジションを取るようにしています。端のほうは意外と見やすいので移動するのもあり。

このあたりはライブハウスの規模が100人であっても2,000人とかであっても、あまり変わらない印象。自分の一番しっくりくる場所を探しましょう。

また、整理番号順の自由席(座席あり)というパターンもあるので、その際は好みの座席を見つけて座りましょう。

 

開演までの時間

立ち位置または座席が決まったら、あとは待つだけです。

実際には開演予定時間の5~10分後に始まることが多いので、それまでじっと待ち続けましょう。

この直前の緊張感は格別。

暇な場合はスマホを見たりして過ごしましょう(開演したらスマホはしまいます)。

また、アーティストが選んだ曲が流れている場合もあるので、そうした曲を楽しむのもあり。曲名を知りたい場合は「SoundHound」という、流れている音楽を認識して教えてくれるアプリがあるので、調べてみるのも一興です。

SoundHound音楽検索の認識とプレーヤー

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ライブ中

他の観客の迷惑になる行為はやめましょう。

ある程度の体の接触は許容しつつ、苦しかったり気分が悪くなったりしたら速やかに移動を。また無理な割り込みは危険なので、常識の範囲内で行動しましょう。

手を挙げたり振ったりしているけど…

自分もそうなんだけど、ちょっと恥ずかしくて挙げられないという気持ちもあるにはあります。でも周囲の人はほとんど気にしていないので、挙げられると思ったら挙げる感じで問題なしです。

 

知らない曲の場合、どうすれば…

アーティストの活動歴が長いほど、曲数は膨大な数にのぼっていきます。鉄板曲、定番曲以外にも、アーティストとしては比較的最近の曲を演奏したいもの。

ずっとそのアーティストの作品を追い続けてきた人ならともかく、最近ファンになって昔の曲はよく知らなかったり、以前はよく聴いていたけれど最近の曲は知らない……ということは往々にしてあります。

でも、どの曲も初めて聴く瞬間というものはあるもの。ライブで初めて聴いたというだけのことなので、純粋にその曲を楽しめばOKです!

むしろ初めての曲を生で聴けるのはラッキーかも。

 

指定席の場合、立つの? 座ったままなの?

いったん座ったままにしておいて、周囲の様子を見て合わせましょう。

ロック系のアーティストでもホール等の指定席の場合があります。その場合はアーティスト登場とともに一斉に立ち上がることが多いです。

周囲が座ったままなら座っておいてOK。

アーティストがスタンディングを促す時があるので、そういう時は立って大丈夫です。

 

アンコール

「これが最後の曲です」とアーティストが言っても、油断してはいけません。

基本的に「アンコール」はあるので、アーティストが退場したら拍手し続けてみましょう。再登場したらグッズ紹介やトーク等があって、だいたい2~3曲ほど演奏して終了となります。

が、たまにダブルアンコールといって、退場した後に再び登場して演奏するパターンがあります。

以前、アンコールの演奏が終わってすぐに何人か帰ってしまった後に、ダブルアンコールで新曲を披露するということがありました。用事があって帰ったなら仕方ないものの、これで終わりと思って帰ったのなら悔やまれる事態ですね。

完全に終演すると場内が明るくなったりアナウンスが流れるので、それから移動を開始しましょう。

 

ライブが終わったら

物販の続きとサイン会が行われる場合があるので、グッズが欲しい方や、アーティストと少しでも会話したいという方は残りましょう。

そうでない場合は混雑するので、ささっと帰路につくと良いです。

飲み物の受け取りを後に回した場合は、片隅で終演後の雰囲気を味わうのもなかなか楽しいですよ。

 

ライブ一人参戦まとめ

要点をまとめると、以下のとおり。

要点まとめ

★チケットはファンクラブ会員がやや有利
★夏の服装はそのまま。冬の上着はロッカーに
★開演20~30分前には入場したい
★ドリンク代が必要な場合は忘れずに
★ポジショニングは見やすい、楽しめる場所で ★手を挙げたり振ったりするのは自由 ★アンコール後も完全に終わるまで待つ

最初は誰だって不安だし、緊張するもの。

初めて行く場合のおすすめは1,000~3,000人規模のライブハウスです。

東京だとZeppやスタジオ・コーストあたりがそのくらいの規模。ロッカー等の設備も充実しているし、ある程度スペースがあるので、気に入ったポジションを選びやすいです。

アーティストとの距離もそれなりに近いので、臨場感も楽しめます。

そして何より、一人で来ている人の多さに気づけること。最初の一歩を踏み出せば、あとは慣れていくだけ。

いろいろなライブに参戦して、ライブライフを充実させていきましょう!

 

昨今の状況における注意点

一時期ライブハウスは営業を自粛していましたが、営業再開するライブハウスも出てきています。

その際、以下のような注意点を掲げているライブハウスも多いです。

・発熱がある場合は来場を控える
・マスク着用必須
・手洗いや消毒への協力
・客どうしの距離を取る(ソーシャル・ディスタンス)

たとえばZeppTokyoはこちらのようなお願いがサイトに掲載されています。

来場前にライブハウスのサイトまたは直接電話する等して、こうした注意点やお願いは必ず確認してくださいね!

https://norifune.com/products_and_service/internet/cloak
https://norifune.com/music/live/new_livehouse_hole

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