インターネット関連 PR

Firefox Quantumが重い場合の対策法はこれ! 1+4つの方法

[toc]

こちらの記事では「Firefox Quantum」の動作が重い場合の解消方法、対策方法を紹介しています。

なぜだか理由はわからないが、Firefoxが好きなので、長年愛用している。

これも理由は定かではないが、更新を頑なに拒んできて、かなり古いバージョンをそのまま使っていた。

だが、このたびブログを始めるにあたって、「古いバージョンで動作確認するのはマズいのではないか?」と考え、重い腰を上げて更新作業をした(更新ボタンを押しただけです)

FirefoxQuantum(※最新版はVer.65.0.1)へのバージョンアップが完了し、いざ起動!

ところが……である。

新顔のQuantum、笑えないほど激重

「Quantum(クァンタム)」とは英語で「量子」

「Firefox Quantum」は「量子コンピュータ」と呼ばれる高速処理コンピュータのイメージを重ね合わせて命名されたという。

え!?

高速!?

急に激重なんですけどー!

どのくらい重いかというと、

  • 一文字打つのに数秒はかかる
  • タブを押しても体感で数十秒しないと切り替わらない
  • 「事故に遭うその瞬間はスローに見える」と言われるが、画面スクロールがそれと同じくらいスロー

 

要は何もできないのである。

これはロールバックしたいところだけれど、ブログの更新がある。確認作業は最新版でしたほうがいい。

いや、ここはGoogle ChromeやOperaなどに乗り替える時期なのか。Quantumは「もういいんだよ」と言ってくれているのではないか。

いやいや、せっかくアップグレードしたので、何とかしたい。

そこでいろいろ調べて対応してみた結果、あるひとつの方法で劇的に改善した(うちのPCの場合)。



「Speedyfox」が効果抜群

それは「Speedyfox」

Firefoxなどのブラウザの高速化を手助けしてくれるソフトである。

QuantumなFirefoxをさらにSpeedyにしてくれるなんて、考えただけでワクワクする。

どうやってSpeedyにするかというと、「ブックマーク、パスワード、履歴、設定」等々のユーザー情報が保存されている「プロファイル」のデータベースを最適化し、各ツールの起動や動作を高速化するという。

対応ブラウザは、

  • Firefox
  • Waterfox
  • Google Chrome
  • Opera
  • Pale Moon
  • Chromium
  • Thunderbird
  • Skype
  • Vivaldi

 

といったところ。では、さっそくインストールしてみよう。

Speedyfoxの使い方

こちらが公式サイト。シンプルでクールだ。

それぞれのOSに応じてダウンロードしよう。アップデート拒否病の僕はWindows7です。

アプリケーションのアイコンはこちら。ちょっとかわいいぞ。こちらを立ち上げよう。

1.表示されたウインドウから対象ブラウザを選択

ソフトもいたってシンプル! この画面上で操作するだけ。

そして……ズラリと並ぶFirefoxのユーザー情報。これは…!(※ユーザー名は塗りつぶしています)

お、ChromeとOperaもある。こちらはおとなしいもの。でも選択しちゃう。

わっ、なんだこれ。

ブラウザ起動中だと(またはプロセスが走っていると)このような警告ウインドウが表示されるのか。

すみやかにブラウザを終了させる。

2.「Optimize!」ボタンを押す

ウインドウの右上にある「Optimize!」ボタンを押す。やることはこれだけ。

最初から最後までシンプル。

3.完了!

ウインドウの中で処理が行われ、「Completed」で完了!

動作が軽くなる

このソフトを利用した後にQuantumを利用すると、あらびっくり!

動作が軽い!!

それも劇的にである。高速化達成。

たまたま自分のPC環境との相性がよかったのかもしれないけれど、これならQuantumを使い続けられるというレベルにまで回復。

独立したソフトウェアなので、たびたび立ち上げてリフレッシュすることを推奨。多少めんどいが、このくらいで軽くなるなら充分に許容範囲かな。

FirefoxQuantum激重でお悩みの方は、ぜひ「Speedyfox」お試しあれ。



他に試してみた4つの方法

人間の欲望は限りないもの。

他にも高速化できる方法はないかと、試してみたものが以下。

基本設定の変更

「オプション」→「一般」→「ブラウズ」→「スムーズスクロール機能を使用する」をオフ。

「トラッキング保護」の設定変更

「オプション」→「プライバシーとセキュリティ」→「トラッキング防止」でそれぞれ選択。

一応トラッキング防止の使用時のみにしているが、どっちも「常に」でもいいかもしれない。

「クラッシュリカバリー機能」を調整

Firefoxはクラッシュした後、次回の起動時にクラッシュ前の状態が再現できるよう、タブ情報を定期的に保存している。

保存期間は初期状態で10秒になっているので、その間隔を長めに調整する。

アドオンの「Session Manager」で調整できたのだが、アドオンから消えてしまった。とても残念。

「プロキシを使用しない」に変更(効果あり)

これもなかなか効果を感じた方法。

「一般」→「ネットワークプロキシ」から「接続設定」を選択。

デフォルトでは上記のように「システムのプロキシ設定を利用する」にチェックが入っているので、これを一番上の「プロキシを使用しない」にチェックを変更する。

プロキシの利用がとくに必要ない方は、使用しないでOK。

こちらも体感できるくらいの効果がありました!

ただ、プロキシはキャッシュを高速で読み込む(よく見るページが軽くなる)という役割もするので、人によってはかえって重くなるかもしれません。

また、セキュリティの面でも影響が出る場合があるので、変更する時は慎重に。

Firefoxが固まる場合

長時間立ち上げっぱなしにしていると、固まるという現象も起きています。何とかソフトを終了させられれば良いのですが、最悪PCを再起動しないと解消されません。

僕の場合、10時間~12時間で固まることが多いので、2~4時間くらいでいったん終了し、しばらくしたらまた立ち上げるということをしています。

2018年の春に購入した、それなりに高スペックなPCですが、固まってしまいます。

立ち上げる前に、念のため「Speedyfox」も利用していますが、Firefox自体の問題なのか、この現象はなかなか改善されません。

といっても、普段3~4時間しか使わないよという場合はそんなに問題ないと思います。長時間使う方は、こまめに終了させることを推奨します~。

まとめ

要点まとめ

★Speedyfoxの導入(効果大)
★基本設定の変更
★「トラッキング保護」の設定変更
★「クラッシュリカバリー機能」を調整(アドオン「Session Manager」)
★「プロキシを使用しない」に変更(効果大)
固まる場合は2~4時間くらいでいったん終了させる

このあたりは簡単に導入、設定、対応ができるので、おすすめの方法です。

激重Quantumに悩まされているアナタ。

高速化対策をして、快適なFirefoxライフを送りましょう!

こちらの記事もおすすめ

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です