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北海道新幹線「グランクラス」に乗って分かった極上サービスと高い満足度

グランクラス体験レポート

先日、東北地方に出張へ行く機会がありました。その帰り……。

疲れたな~。疲れたよ~。だるいな~。そうだ……以前乗ったグランクラスが気持ち良かったな。よーし、奮発してまた乗ってみよう!

というわけで、疲れた勢いで乗車してきました。もちろん差額は自腹です。

せっかく乗ってきたので、グランクラス体験レポートをお送りします!

結論から言うと、非常に快適でした。飲み食いしているうちに着いてしまうというか、もっと過ごしていたいなと思える空間です。

それでは詳しく説明していきましょう!

※2019年1月にも乗車する機会がありましたので、食事と飲み物を最新のものに更新しました



グランクラスとは、料金、予約方法

グランクラスとは

2011年3月5日の東北新幹線「はやぶさ」とともにデビューした新幹線のファーストクラス」。グリーン車より上位の車両にあたります。

現在は東北・北海道新幹線だけでなく、北陸新幹線にも導入されています。

今回乗ったのは東北・北海道新幹線「はやぶさ」のグランクラス新青森駅から東京駅までの約3時間10分の旅でした。

グランクラスの料金

距離によって変動。新青森~東京までは、通常クラスの指定席より10,000円ほどのプラスとなります。合計で27,620円。なかなかの金額。

グリーン車は5,000円の追加料金となるので、おおむね倍くらいの価格設定。

料金は公式サイトの料金表を参照。

ちなみにモバイルSuica特急券だと2,000円くらい安くなります。
モバイルSuica特急券のグランクラス料金表(PDF)

グランクラスの予約方法

予約は「えきねっと」を利用。まずは時間と行き先を選択すると、座席選択の画面を選べるようになります。

東北新幹線グランクラスの座席表

見よ! このシンプルこのうえない座席配置僕は迷わず、一番後ろの一人席を確保しました。

なお、こちらが普通の指定席の座席配置。

東北新幹線 普通席車両の座席表

もう一度言おう。こちらが普通の指定席の座席配置。

座席を指定したら乗車券も購入し、最終確認画面へ。

東北新幹線グランクラスのえきねっと予約画面

しっかり「グランクラス」マークがつきます。半端ない特別感。

グランクラスの座席、設備、サービス

座席

まずは座席! 隣の二人席が空いていたのでパチリ。

東北新幹線グランクラスの座席

体を包み込むような椅子! 実際に座ると、とても心地よいです。グリーン車に乗った経験もあるけれど、これはモノが違います。

こちらは座席の左側に付いているパネル。

東北新幹線グランクラスの座席のタッチパネル

椅子は頭、腰、足元の3ヶ所が駆動します。背中は45度近くまで倒せ、足元は靴を脱いでリラックスできる角度まで変えられます。全体を倒すこともできるので、お好みの体勢を見つけましょう。

グランクラスには専任のアテンダントがつきます。飲み物や必要なアメニティなどはアテンダントにオーダーする方式です。

中央左にある人のマークで、アテンダントを呼び出すことができます。僕はうっかり間違って押してしまいました(わざとじゃないですよ!)。

アメニティ関連

東北新幹線グランクラスのおしぼり

おしぼりですら重厚。

アメニティはスリッパ、靴べら、アイマスク、ブランケットを用意。

東北新幹線グランクラスのスリッパ袋

スリッパは座席に備え付けられています。高級そうな袋に入っている! 取り出してみよう。

東北新幹線グランクラスのスリッパ

ふかふかスリッパ! なお車両の床は臙脂色のじゅうたんであります。

靴べら、アイマスク、ブランケットはアテンダントにお願いして、必要に応じて持ってきてもらいましょう。なお、ブランケット以外は持ち帰り可能。



グランクラスの食事、飲み物

お次は飲食タイム!
※2019年1月時点の食事になります

食事

和軽食と洋軽食のどちらかが選べます

前回は洋軽食を選んだので和軽食にしました。

東北新幹線グランクラスの和軽食外箱

きました~。

東北新幹線グランクラスの和軽食メニュー

開けましょう。メニュー入りです。素材にもこだわりが感じられますね。メニューを取ると……、

東北新幹線グランクラスの和軽食

どーん! いただきます。

ん~、素材にこだわりが感じられるだけあって、どれもおいしいです。箱自体はそんなに大きくはないのですが、案外ボリュームがあって、おなかが膨れます。

和と洋を同時に選ぶことはできません。

前回と前々回の写真も載せておきます。

前回の洋軽食(2018.2)

東北新幹線グランクラスの洋軽食のメニュー表
東北新幹線グランクラスの洋軽食
東北新幹線グランクラスの洋軽食の鴨肉

前々回の和軽食(2017.2)

東北新幹線グランクラスの和軽食(前々回)

前々回の和軽食はこちら。お腹が空いているのなら、和軽食のほうが多少ボリュームがあるのでいいかも。

飲み物

ドリンクは飲み放題メニューは下記。

★アルコール
ビール
日本酒
ワイン(赤・白)
シードル
ウイスキー

★ソフトドリンク
・ホット:
コーヒー
ハーブティー
緑茶
紅茶

・コールド:
黒烏龍茶
アップルジュース
ダイエットコーラ
ミネラルウォーター

※都合により内容が変わることがあります

ビール

出張の疲れを癒やすため、とりあえずビール。

東北新幹線グランクラスのビール(プレミアムモルツ)

プレミアムモルツ! 前回はエビスでした。仕事が終わって飲むビールはおいしいです!

紅茶

東北新幹線グランクラスの紅茶

紅茶も頼んでみました。ミルクと砂糖もつきます。自分はミルクのみオーダーしました。

身体が温まりますね。

アップルジュース

青森帰りということで、アップルジュースをオーダー。

東北新幹線グランクラスのアップルジュース

リンゴの味が濃厚で美味です!
※写真は前回乗車時に撮ったものです

おつまみ、お菓子

東北新幹線グランクラスのおかき外観(亀田製菓)

亀田製菓製のおかきがいただけます。おかきはおかわり可能(数に限りはあるとのこと)。

東北新幹線グランクラスのおかき(亀田製菓)

ビールがすすむ~。もう一本もらってしまいました。

東北新幹線グランクラスのリンゴのパウンドケーキ

お菓子はリンゴのパウンドケーキ! 食事もそうですが、季節などでパウンドケーキの味は変化するそうです(前回はチョコレートケーキでした)。

東北新幹線グランクラスのリンゴのパウンドケーキ説明

青森県産のりんごを使ったオリジナルパウンドケーキ。いや~、先ほど頼んだ紅茶とすごく合います。おいしいです。

車中の過ごし方

食べ終えた後はコーヒーを注文し、持参したiPadで電子書籍を読んだり、Netflixからダウンロードした海外ドラマを見たりして過ごしました。

電子書籍で何を読むかは、Kindleの売れ筋ランキングをチェックして、そこから興味のあるものをピックアップしました。電子書籍は何冊持っていてもかさばらないので、旅行時には特に便利でよく活用しています。

一人席だと、隣の人の存在を気にしなくていいというのも快適でした。

グランクラスに乗った感想まとめ

3時間ほどが、あっという間に過ぎてしまいました。

個人的にはかなり高い満足度を得られました。普通の指定席に10,000円のプラスであれば、その差額に足る充実度といえます。

頻繁に出張があるなら金銭的にきついですが、たまに乗るなら片道だけグランクラスというのはありかもしれません

また出張だけでなく、東北地方や北海道への旅行は乗車時間が長くなりがちですから、移動の疲れを軽減する目的で利用してもよさそうです。

いつもよりちょっとした贅沢旅を計画しているのなら、ぜひ利用を検討してみてください!

ちなみにグランクラスに相当する車両は東海道新幹線にはありません。

なぜかというと、もともと乗車率が高いため、グランクラス導入で座席数を減らすとかえって収益が減るという理由が根強いようです。

先に記載した座席表を見ても、座席数の差は歴然。なるほどね~。

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