映像作家、MVディレクター

映像作家ミシェル・ゴンドリーの不思議なPV、MVの世界

ミシェル・ゴンドリーといえば、1993年にビョークの「Human Behaviour(ヒューマン・ビヘイビア)」のPVで脚光を浴びた映像作家。現在では主に映画監督として活躍している。

音楽の映像作品は、ビョークはもちろん、ローリング・ストーンズ、ケミカル・ブラザーズ、レディオヘッド、ベック、ホワイト・ストライプスといった大物アーティストのPVやMVを数多く手がけている。

僕は以前から彼の作品を好きなアーティストを通じて知っており、独特でニヤリとさせらせるその世界には唸らせられるばかり。

そんな素晴らしい映像作品を、いくつか紹介していきます!

※Youtube動画は軽量化のためにサムネイルを画像化しています。サムネイルは多少粗いですが、再生は通常どおりの画質で楽しめます。また、お手数ですがスマートフォンでご覧の方は2回タップをお願いします。



Bjork(ビョーク)


こちらが話題になった「Human Behaviour(1993年)」。

シュガーキューブス解散後、2作目となるビョークのソロ名義作「デビュー」の冒頭を飾る曲(この記事のアイキャッチ画像は「デビュー」のジャケットです)

ビョークとクマによる不思議なストーリーが展開されていく。おどろおどろしい感じなのに、どこかほのぼとした雰囲気を漂わせている。

「ビョークと森」という組み合わせもイメージにぴったりだ。


もう一作、「Bachelorette(1997年)」。

本がベストセラーとなり(それも実際に書いているのかもわからないような)、一夜にしてスターになってしまうビョーク。

人生に翻弄される様子が、これほどまでに評価されるビョーク自身の困惑を表しているようにも思える。

The Chemical Brothers(ケミカル・ブラザーズ)


ケミカル・ブラザーズの「Let Forever Be(1999年)」。

万華鏡の世界に入り込んでしまったような映像は、とっても楽しい。次はどうなるの?というわくわく感に魅入ってしまう。


「Star Guitar(2002年)」は、
音楽のリズムと映像中の建物などが合っているというスゴイ作品。

 


「Go(2015年)」。

奇妙な格好をした女性たちが、棒を持って行進していく。一糸乱れぬ動きは、ある種の爽快感すらある。

The White Stripes(ホワイト・ストライプス)


ホワイト・ストライプスからは「Fell in Love with a Girl(2002年)」。

レゴである。とにかくレゴである!

Beck(ベック)


ベックの「Deadweight」。

奇妙~な世界が展開されているのだけれど、最後に繋がる。このオチは予想できなかった。

Foo Fighters(フー・ファイターズ)

 

ニルヴァーナの元ドラマーであるデイヴ・グロールによるバンド「フー・ファイターズ」から「Everlong」。

こちらもどんどん変な世界に入り込んでいく。妙な大道具が多いのもミシェル・ゴンドリーの特徴のひとつだ。

Kylie Minogue(カイリー・ミノーグ)

 

カイリー・ミノーグの「Come Into My World(2002年)」。

増殖と繰り返し。増殖と繰り返し。増殖と……。

The Vines(ザ・ヴァインズ)

 

The Vinesの「Ride(2005年)」。サビで一気に体育館にいる人が増える衝撃。

Devendra Banhart(デヴェンドラ・バンハート)

 

オルタナティブ・フォークシンガーであるデヴェンドラ・バンハートの「A Ribbon(2005年)」を。

タイトルどおり、リボンが主役である。何を言っているかよくわからないと思うが、見ていただければわかる。

このリボンはどこに向かっていくのか……?

Cibo Matto(チボ・マット)

 

本田ゆかと羽鳥美保によるユニット、Cibo Mattoの「Sugar Water(1996年)」。当時、めちゃ聴いていた。

巻き戻しを使って二人の動きを表現。気持ちよさそうに起床した二人は最後にどうなる……?


 

奇妙な世界を描く独特な世界観に、不思議な感覚にとらわれる人も多いのではないか。

映像作家から思わぬアーティストにたどり着く場合があるので、そういった音楽の聴き方も面白いかもしれない。

そして、彼の作品をDVDに収めた「DIRECTORS LABEL ミシェル・ゴンドリー BEST SELECTION」があり、そちらにはインタビュー、ショートフィルム、CM作品等も収録されている。彼の考えを覗き見るチャンス。実にオススメです。