音楽

【80’s】1980年代ヒット曲~第1回 1980年の邦楽ベスト10~

1980年代の邦楽シーンは歌謡曲全盛期。多感な時期にそんな10年間を過ごした身としては、取り上げられずにはいられません!

今も新しくて素晴らしい音楽をたくさん聴いていますが、その積み重ねの始まりがこの頃の音楽です。

というわけで、1980年代の邦楽シーンを振り返ってみたいと思います。

第1回は「1980年」です!

当時のレコードの売上からベスト10を選出しました。それではさっそく10位から見ていきましょう。プレイバック!

と、いきたいところですが、その前に……、

1980年のカルチャーな出来事

ベスト10を紹介する前に、1980年をカルチャーの視点から簡単に振り返ってみましょう。

  • 3月15日:映画ドラえもんシリーズ第1作『のび太の恐竜』公開
  • 4月01日:松田聖子が『裸足の季節』でデビュー
  • 4月28日:任天堂が携帯型ゲーム機「ゲーム&ウオッチ」を発売
  • 5月23日:黒澤明『影武者』がカンヌ国際映画祭グランプリを受賞
  • 6月16日:講談社『週刊ヤングマガジン』創刊
  • 6月21日:田原俊彦が『哀愁でいと』でデビュー
  • 7月25日:ルービックキューブが日本で発売
  • 10月5日:山口百恵の引退コンサートが日本武道館で開催される
  • 12月8日:ジョン・レノンが殺害される
  • 12月12日:近藤真彦が『スニーカーぶる〜す』でデビュー

これらのことが起きた年でした。

中森明菜、田原俊彦、近藤真彦のデビューと山口百恵の引退が同じ年に起きたということで、一時代の終わりと始まりが感じられた年ではないでしょうか。海外ではジョン・レノンも亡くなっています。

僕はすでに誕生していました。『のび太の恐竜』『ゲーム&ウォッチ』『ルービックキューブ』は覚えていますね。『のび太の恐竜』は映画館で見ました。

松田聖子のデビューや山口百恵の引退は、うっすら記憶にあるかな~、という感じです。興味の対象がアニメやゲームの方を向いていた頃だったのかもしれません。

それではあらためて、プレイバック!



1980年のヒット曲ベスト10

第10位:「さよなら」オフコース

作詞・作曲は小田和正。売上は約71.7万枚。

オリジナル・アルバムには未収録。ベスト盤やライブ盤に収録されています。

「さよなら さよなら さよなら」のサビに、小田和正の透き通るような歌声が胸に沁みます。

第9位:「哀愁でいと」田原俊彦

作詞・作曲はAndrew Joseph DiTaranto Guy Hemric、日本語詞は小林和子。売上は約71.9万枚。

1980年(昭和55年)6月21日にリリースされたデビュー・シングル。TBSテレビ「ザ・ベストテン」では登場8週目の1980年8月28日から3週連続で第1位を獲得。

オリジナル曲は、アメリカの歌手・レイフ・ギャレット(Leif Garrett)の「EW YORK CITY NIGHTS」です。

19歳で歌手デビューした田原俊彦。すでに金八先生出演し、「たのきんトリオ」として人気を博しており、満を持してのデビュー。

歌声に初々しさがあるものの、ダンスはキレキレですね。

第8位「別れても好きな人」ロス・インディオス&シルヴィア

作詞・作曲は佐々木勉。売上は約76.9万枚。

今も歌い続けられる定番デュエット曲。残念ながらシルヴィアは2010年、52歳で他界しました。

第7位:「おまえとふたり」五木ひろし

作詞・たかたかし、作曲・木村好夫。売上は約84.7万枚。

五木ひろしのシングルとしては最大のヒット。TBS系「ザ・ベストテン」の週間1位も唯一記録した曲です。

第6位:「贈る言葉」海援隊

作詞・武田鉄矢、作曲・千葉和臣。売上は約93.3万枚。

卒業ソングとしても定番の曲は、この年に発表されました。3年B組金八先生の第1シリーズの主題歌。田原俊彦といい、金八先生旋風が巻き起こっていたことがわかります。

元々は失恋ソングとして作られたとのこと。あらためて歌詞を聴いてみると、確かにうなずけます。

第5位:「順子」長渕剛

作詞・作曲:長渕剛。売上は約94万枚。

こちらも失恋ソング。未練を感じさせ、ちょっと恨み節なところが、感情をストレートに表す長渕剛らしい曲です。

こちらの動画では「失恋の歌なんで、手拍子は勘弁願いたい」と、演奏し直すのも長渕剛らしい。

第4位:「ランナウェイ」シャネルズ

作詞・湯川れい子、作曲・井上忠夫。売上は約97.5万枚。

元々はパイオニアのラジカセ「ランナウェイ」のCMソングとして作られた後に、シングル曲として発売。

「ランナウェイ」は「駆け落ち」という意味。情熱的な歌詞を、鈴木雅之が情感たっぷりに歌い上げます。

第3位:「大都会」クリスタルキング

作詞:田中昌之・山下三智夫・友永ゆかり、作曲:山下三智夫。売上は約118.1万枚。

ここからミリオンセラーになります。クリスタルキングのデビューシングル。

作詞者の田中昌之によると、「大都会」は東京を指すのではなく博多とのことです。

2位:「異邦人」久保田早紀

作詞・作曲:久保田早紀。売上は約140.4万枚。

中央線に乗っている時に思い浮かんだ曲。本人も大ヒットに困惑していた模様。

インド楽器のダルシマーを使用した、エキゾチックなメロディが印象的。

1984年に引退。現在は久米小百合としてクリスチャンの音楽伝道者として活動し、各地のキリスト教会等でコンサート、講演会等を開催しています。

第1位:「ダンシング・オールナイト」もんた&ブラザーズ

作詞:水谷啓二、作曲:もんたよしのり。売上は約156.3万枚。

もんた&ブラザーズのデビューシングル。発売当初は振るいませんでしたが、徐々に売上を伸ばしていき、オリコンシングルチャートで10週連続1位を獲得。

もんたよしのりは神戸が地元ということもあり、現在は関西を中心にライブ活動をしています。


以上、1980年の年間ベストソングを紹介しました! この時代を表す名曲が目白押しというランキングでした。

リアルタイムで聴いていて当時を思い出した人、生まれる前の曲だけど新鮮さを感じた人……いろいろな方がいると思います。いかがでしたでしょうか。

それでは、次回(1981年)をお楽しみに!

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