生活

「人から道を聞かれやすい」その理由が自分と合致するかを検証

僕は人から道を聞かれやすい

地元は当然のこととして、出先だろうが旅行先だろうが、本当によく道を聞かれる。それだけなら、まあよくある話かもしれない。

しかしこの前は、ジョギング中に呼び止められて道を聞かれた。他に何人か歩いている人がいるのにだ! もちろん走るのをやめ、懇切丁寧に行き方を教えた。

そしてついに先日、中国人男性に「中国大使館はどこですか?」と聞かれる事態が発生 ※中国大使館は六本木・麻布方面にあります。僕はその時、たまたま六本木にいました

幸いその方は日本語がある程度わかるようだったので、お互いにスマホを見せ合いながら、「ここですね~。このポイントを目指して歩いてください!」と説明した。無事にたどり着けているといいな~。

道を聞かれること自体は、べつに嫌いではない。できるだけわかりやすく説明したり、目的地が近い場合は引率したりもする※去年、老夫婦を博物館まで案内しました

しかしなぜ、こんなによく道を聞かれるのか。

さすがに気になって調べてみたところ、いくつかの特徴が挙げられていることがわかった。

それらの特徴と自分を比べてみて、実際のところはどうなのかを検証してみたい。



道を聞かれやすい理由、特徴

地元や地域になじんでいる(ように見える)人

地元だと服装もややラフにしているし、バッグなどを持参していない場合もある。スーパーやコンビニのレジ袋しか持っていない時など、「地元感まるだし」な雰囲気を醸しているのは否定しない。

たしかにそういう人は地元の情報に強そうだから、道を聞きたくなるのも人情というものだろう。

これは合致する。

でも、出先だったり旅行先の場合はどうなんだろう?

大きめのバッグを持っていたり、「自分、観光客ですよー」というようにキョロキョロしながら歩いているのに、道を聞かれる。その点において、この理由はあんまり関係ないかもしれない。ということは……、

一部合致せず。

歩く速度が遅い人

呼び止める側からしたら、「急いでいない人」「せかせかしていない人」のほうがいいだろう。

それに、聞こうとしたらすでに目の前からいなくなっているというおそれもある。声をかけても無視もされそうだ。

しかし、僕は「ジョギング中に道を聞かれた」のだ。歩いていたのではない。走っていたのだ!

それに、もともと僕の歩く速度は速めである。

合致せず。

信号待ちしている人

止まっていると話しかけやすいということかな。数ある経験の中でも、信号待ちの時に道を聞かれたことはないな~。むしろ歩いていたり、走っていたりした時に声をかけられたものだ。

合致せず。

普通の髪型、ファッションの人

普通。そう、まさに普通。奇抜でもないし、ビシッと決めているでもないし、だらしなくもない。

人混みの中にいたら、通行人Aになれる自信がある

これは合致

親切そうな、人当たりがよさそうな人

僕はメガネをかけている。また、自分で言うのもなんだけど、温厚、柔和というのはよく言われる。

だがこれは逆に「文句も言わずに答えてくれそう」「頼んでも断らなさそう」というように、聞く側が心理的優位に立てる存在とも考えられる。

こんなふうに言うとなんとなくモヤモヤするが……、

合致!

にこにこしている感じの人

上記に似ている特徴かもしれない。一人でいるのに常時ニコニコしてたらヤバイやつだけど、まあ「そういう雰囲気」をまとっているってことかな。

一見して殺伐とはしていないと思うので……、

これも合致!



結局、理由はひとつ?

ここまでで、なんとなく見えてきた特徴がある。

走るとか止まっているとかの状態よりも、

やはり「その人の雰囲気」「見た目」ではないか。

自分だって話しかけるとしたら、まずは「教えてくれそう」な人を選ぶだろう。それはすなわち第一印象である。オーラが出ていると言ってもいい。

よく道を聞かれる人自身の意見を見ると、「弱そう」「無害そう」「言うことききそう」のようなネガティブなイメージを持っている方も少なくないようだ。

しかし僕は提唱したい。

道を聞かれる人は「選ばれし人」として誇っていいのではないか!

それにきっと道を聞かれたら、できるだけ丁寧に答えようとか、無事にたどり着けるか心配だとか、そんなことを思っているはずだ。そう、いい人なんですよ。

あと、人に道を聞かれると運が高まるという、スピリチュアルな説もあるようだ。

えっ、運が高まる……? そうなの……?

さあ、道に迷っている人はどんどん僕に聞いてくださいね!


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