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ウェルスナビ投資開始後に「ロボアドバイザー投資1年目の教科書」を読んで復習

本で復習

すでにロボアドバイザー投資を始めてしまったものの(「この波乱相場のタイミングでロボアドバイザー「WealthNavi(ウェルスナビ)」を始めてみた」を参照)、ロボアドバイザーに関する本があったので復習がてら読んでみることに。

ウェブ上で簡単な質問に答えるだけで、ITが個人投資家のリスク許容度を分析し、その人に合った最適なポートフォリオを提案してくれるサービス「ロボアドバイザー」。

いま、国内外で「ロボアドバイザー投資」の市場が急拡大しており、近いうちに資産形成の主要ツールとなるといわれている。

そこで、本書では急成長中の新しいサービスについて、おさえておきたい基礎知識から、証券会社の選び方、賢い利用法まで、資産運用の知識がない初心者でも理解できるようにわかりやすく解説する。”

 

章立ては以下。

第1章: “全自動”の資産運用を実現したロボアドバイザー
第2章:ロボアドバイザーはどうやって始めるの?

第3章:オススメのロボアドアドバイザーはこれだ!
第4章:ロボアドバイザーを始める前に知っておきたいこと
第5章:ロボアドバイザーの効果がより高まる運用のコツ

実際、始める前に知っておくといいなということが、非常にわかりやすく(かなり初心者向け)説明がされていた。

投資初心者の僕にもよく理解できました!

ズバリおすすめのロボアドバイザーは?

著者はロボの内容については大差がないとしたうえで、「手数料」が重要だと説いている。

つまり年間手数料が0.5%と1%では、長期で投資した場合にかなりの差がでてしまうのだ。

先日「ウェルスナビ」で運用開始した僕としては、この時点で「この本のおすすめロボにウェルスナビはなさそう」と予感した。

ウェルスナビの手数料は手数料は預かり資産の1%(現金部分を除く、年率・税込1.1%。)、で、数あるサービスの中でも高いほうだからだ。なお、3000万円を超える部分は0.5%(現金部分を除く、年率・税込0.55%)。

よって手数料の面からのおすすめは、

マネックスアドバイザー:手数料0.3%
楽ラップ(楽天証券):手数料0.702%

の2つとなる。やはり我がウェルスナビはなかった!

本当のトータルコストは?

ただし! である。上記の手数料は確かに正しい。

しかしながら、本書の楽ラップの項目でも述べられているように、成功報酬などの追加部分の料金がそれなりにかかる。

マネックスも信託報酬をプラスすると、そこそこの手数料となるという報告もある。トータルコストで1%を超える可能性もあるのだ

結局のところ、どのサービスを使おうが、運用実績と最終的に算出される手数料で損得は決まるのではないか。少なくとも僕はそう感じた。

今後の期待

手数料の面からおすすめロボを紹介しつつも、著者は、

今後、手数料の引き下げも期待できるのではないか。米国ではロボアドの手数料は割安で、無料であることも少なくない。

なぜならロボアド投資がビジネスとして成立している。顧客数と投資金額が大きいため、割安な手数料でも運営できている。日本もそのような状況になれば、手数料を引き下げる余地が出てくる。

と、他のロボサービスも含めてフォローしている。

そう、ロボアド投資はまだ始まったばかりなのだ。

今後、ますます利用者が増えて手数料が安くなれば、さらに利用者も増える。ぜひそういう好循環を生み出して欲しいですね。

というわけで、僕は引き続きロボアドバイザー、そしてウェルスナビを支持していきます!

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ウェルスナビ公式サイト

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